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●屋根工事費用・工事見積;契約する前にチェックすべきこととは?
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● 屋根の面積は、正しいですか? から始まって、工事の工程に従った見積項目をチェックします |
まず、分かり易いように、下図のような例; 瓦からスレート材への葺き替えの見積例です。
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見積の例として、築25年
左のような家を想定します。
木造2階建て、4LDK
延べ床:131u
屋根の勾配:4寸
建坪:73.3u
軒の張り出:75cm
屋根面積:110u
瓦葺きをスレート系の材料で葺き替え |
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見積の仕様(項目) |
単価(/u) |
数量 |
見積小計 |
1 |
既存瓦撤去費用 |
\2,200 |
110u |
\242,000 |
2 |
撤去瓦材処理費 |
\8,000/トン |
約4トン |
\32,000 |
3 |
野地板施工費
(コンパネとも言う) |
\2,000 |
110u |
\220,000 |
4 |
防水シート交換 |
\600 |
110u |
\66,000 |
5 |
スレート材施工費
(KMEW:カラーベスト)
材料+施工費 |
\4500 |
110u |
\495,000 |
6 |
その他の部品の施工費用 |
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\200,000 |
7 |
管理費(約5%) |
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\62,000 |
8 |
合計(税抜き価格) |
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\1,317,000 |
屋根本体の材料の他、けらば部品、軒先部品、唐草(水切部品)、換気棟など
屋根本体の材料の他いろいろな端処理の為の部品がありますが項目5は、それらを全て含んだ価格です。 屋根の形状などにより変わります。
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(この見積はあくまでも参考価格です)
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110uの屋根にしては、131万円は、カバー工法に比べてちょっと高い屋根工事です。
カバー工法は、既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材を施工する工法ですが、瓦の場合は
瓦を必ず一度撤去しなければならないので、カバー工法が使えません!!
ですので、既存の瓦を撤去する費用、処理費がかかってしまいこの金額が、ばかにならないからです。 (概算見積項目1,2項目;ここでは27万円の金額)、瓦の撤去費用が結構高額です。
項目5のスレートへの葺き替え工事金額は、材料費と屋根工事費用を別に示す見積の場合もあります。(この場合は、材料費、工事費をともに含んだ形の見積になります)
防水シートは、屋根の葺き替えのときは、大体葺き替えしますが、野地板(コンパネ)は、痛んでなければ交換しません。 またこの見積には、足場の項目がありません、勾配が4寸なので、必要ないと判断しましたが、急こう配であれば足場代が加算されます。 この家では足場を設置すると、20万円ぐらいかかります(概算)。 以上が見積に含まれる主項目と概算での金額となります。
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また、見積を読んでみて項目に見慣れないものがある場合も聞くことです。 専門用語で表示されているケースの見積もあるからです。 その他に、屋根の勾配が、大きいと足場が必要で、この費用も計上されます。 また、アスベスト入りのスレート材を撤去するときは、近隣に迷惑がかからないようにカバーシートなどで覆いこの費用が計上される見積もあります
(アスベストが飛び散らないように) 見積りはその総額に目がいってしまいがちですが、ポイントは、各単価もそうですが面積が正しく計算されているか?ということです。 撤去費用、野地板、防水シート、屋根材など工事費込みの見積であっても単位あたりの価格に屋根の広さが掛けられています。 この広さ、ご自分の自宅の屋根の広さです。
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屋根工事費用(葺き替え工事)の見積で、主なものは
1: 既存材料の撤去工事にかかる見積価格
瓦で、¥2,200前後
スレート材で、¥2,000前後
2: 廃材処理に係る処理費・見積
単価 ¥5,000/トン から ¥10,000/トン
業者さんによってまちまち。 ¥8,000前後
ちなみに、100uの屋根に葺いた瓦はおよそ1600枚前後で
重量は、約4.5トン。 2トン車2台分
3: 野地板(コンパネ)の材料・施工見積価格
およそ、¥2,000/u前後
4: 防水シートの施工価格
(アスファルト・ルーフィング、ゴムアスなど
¥500/u から ¥800/u
5: 屋根材(仕上げ材)の材料・施工の屋根工事費用(見積)
一般の陶器瓦で、 ¥15,000/u 〜 ¥18,000
スレート材で、 ¥ 3,500/u 〜 ¥ 5,000
ガルバリウム鋼板は、多種多用ですが、良く使われる材料で
¥ 6,000/u前後 さらに高価なものもある
7: 足場設置費費用
¥1、000/u (家をぐるっと囲んだ立方体の各4面の面積和)
上記例では、総面積約300u、概算金額にして30万円が加算される。
8: 会社経費、管理費(屋根工事費用とは別に)
工事費の3% 〜 7,8%
工務店などが入れる表の儲け
(屋根業者直接契約の場合は見積にない場合もあり)
(工務店や建築会社は、屋根屋の実際の工事費用に、中間マージンを乗せます
30%〜50%、訪問会社は、2倍、3倍が、極普通です。
不動産会社、ホームセンターも同じように中間マージンを取ります)
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1の既存屋根材撤去は、カバー工法を用いるのであれば、この撤去・処分費用が不用で既存の屋根材の上から新たな材料を葺きます。 5の屋根施工費は屋根の端(軒部分、棟部分、けばら部分など)の処理部品費を含んだ材料+施工費の見積です。屋根の形によって部品の形、施工方法も変化します。また業者さんによっては、細かい部品を見積項目にあげたりします。また新屋根材は、材料費と工事費を別に示す見積の場合もあります。
(この場合は、材料費、工事費をともに含んだ形の見積になります)
4の防水シートは、屋根の葺き替えのときは、大体張り直しますが3の野地板(コンパネ)は、痛んでなければ交換しません。以上がおおよそ見積に含まれる主項目です。
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また、見積を読んでみて項目に見慣れないものがある場合も聞くことです。 専門用語で表示されているケースの見積もあるからです。 その他に、屋根の勾配が、大きいと足場が必要で、この費用も計上されます。 また、アスベスト入りのスレート材を撤去するときは、近隣に迷惑がかからないようにカバーシートなどで覆いこの費用が計上される見積もあります
(アスベストが飛び散らないように)
見積りはその総額に目がいってしまいがちですが、ポイントは、各単価もそうですが面積が正しく計算されているか?ということです。 撤去費用、野地板、防水シート、屋根材など工事費込みの見積であっても単位あたりの価格に屋根の広さが掛けられています。
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見積の中で屋根工事の値段を決める主な要因は、工事単価と工事をする屋根の面積です。正確に、材料の無駄を出さずに工事をするか?が業者の腕にかかっています。おおよその自宅の屋根の広さ、知っていましたか? ご自分で計算してみて、大きく見積りと違うのであれば、その理由を聞いてみてください。 |
このように、屋根工事の見積をする場合は、その価格の根拠となる内訳を示すことが普通です。 ですから、「一式」という見積りをもらったら、その価格の根拠となる内訳を聞いて納得する答えをもらってください。(見積のチェックで重要) |
見積りをもらったら、勧められた、またはご自分で選んだ材料の名前、番号を現物と見積りとを確認したほうが良いです。あと工事をどのように施工するかの工法を口頭でも聞いておくことをお勧めします。 あとで、あれ!屋根の材料その色だったかな?勧めらあれたのと違うのだけど・・・とならないように、見積に書かれている材料には、品番がついていますので確認をしてください。 この手のトラブル多いです。 また、このWebでは、凡その色、外壁との色合わせ的な目的で、屋根のシミュレーションも無料で承っています。 見積のチェックと合わせて是非ご利用ください。 |
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さあ、あなたも、このサイトを利用して納得の屋根を手にいれてください。
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